2000年以上も前の中国の医学書「黄帝内経」に鍼灸のことがでてきます。
それほど大昔から今日の現代まで引き継がれているほど鍼灸治療は実績と信用性があります。
昔のヒトは手でカラダをさすり(手当)、押したり、もんだり、はたまた何かを当ててみたりするとカラダの中でおこる症状がやわらぐポイントがあるのを発見しました。それが試行錯誤を繰り返し、集大成されたのが「ツボ」です。
お灸は漢方薬にも使われるヨモギでできていています。5月くらいには川べりにたくさん生えますね。
お灸をツボにすると芳香成分が脳をリラックスさせ、血管を広げて血行をよくします。
赤くなるのは効いている証拠。お灸は実はごく軽いヤケド(すぐにもとにもどります)を起こさせ、血中の白血球をグングン増やしていき、ヤケドを修復する成分をカラダから出しやすくしてして自分で自分を治していきます。
鍼をツボにすると(だいたいこっている部分やコリができやすいところはツボのことが多いです)、脳から幸福ホルモンといわれるエンドルフェインが分泌されやすくなります。このホルモンは痛みを和らげるホルモンでもあります。だから鍼をすると痛みが和らぐのです。
鍼灸はヒトが本来持っている痛みを改善する力「自然治癒力」を引き出す最高の治療法といえるでしょう。
痛みがあるときはもちろんのこと、日々の健康を保つためにも、毎日の生活にカラダに優しくて自然治癒力を引き出すのに大変効果的な鍼灸治療をぜひ取り入れてみてください!